2009年9月30日(水)
しばらく留守をしておりDIARYの更新が出来ませんでしたが、本日帰国しましたのでボチボチと更新していきたいと思います。有名なアントニ・ガウディ設計のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)。17年前に訪れた時には完成まであと150年かかるといわれたが、募金の集まりがよろしいようでなんと13年後には完成するとのことだ。サグラダ・ファミリアのご生誕のファサードと地下聖堂は他のガウディ作品と共に世界遺産に登録されている。
2009年9月29日(火)
ミラノを午後のフライトで立ち、成田へは明日午前9時過ぎの到着となるが、体は時差で真夜中の2時に朝を迎えることになるので十分睡眠を取らないと大変なことになる。ところが後ろの座席がヤンママと2歳ぐらいの女の子・・・乗った時いやな予感がしたが・・・ライトが落され乗客が皆静かに寝ている時間に、なんと母親がそれなりの声で子供に絵本を読んで聞かせているではないか!!子供も甲高い声でそれに答えていた。おかげで寝ることが出来ず、映画2本を見る羽目になってしまった。フライトにかかわる3度目の災難であった。
2009年9月28日(月)
シルバーウィークの延長で帰りの便がなかなか取れず、結局ミラノからの帰国となった。おかげで預けた荷物は一時紛失するはで大変な目にあったが、ファッションの街ミラノを楽しむことが出来た。とにかくミラノの街を行き交う人たちが皆とてもお洒落でかっこいいのだ。館長もミラノのファッションの香りを少しでも体感しようと、ジーンズを1本購入した。さて似合うだろうか?
2009年9月27日(日)

マドリードのバラハス空港からパリ・シャルル・ドゴール空港乗り継ぎでミラノのマルペンサ空港に到着した。しかし待てども待てども荷物が降りてこない。調べるとどうもパリに置いてきぼりになっているという。よく聞く話だが自分には関係ない話だと思っていたが現実となった。結局人間に遅れること9時間、真夜中にようやくホテルに到着したが、一体どうなることか冷や冷やだった。お陰で貴重な時間が大きくロスしたのだ。2度目の災難、どうしてくれるのエール・フランスさん!

2009年9月26日(土)
マドリードのソフィア王妃芸術センターの目玉は、ピカソの『ゲルニカ』だ。日頃の行いの良い館長はご覧の通り『ゲルニカ』を独占できたのである。プラド美術館は写真撮影禁止(以前はOKだった)だが、ここはストロボを使用しなければOK。ピカソの他にダリやミロの作品も充実していた。プラド美術館ではベラスケスの『女官たち』との再会を果たし、ゴヤの『裸のマハ』『着衣のマハ』を揃って鑑賞でき、満足のスペイン旅行であった。
マドリードはスリが横行していますので、手荷物・貴重品には十分お気をつけください。」といわれ続けてきた。街歩く人々はバッグはタスキがけ、リュックは胸に抱えている。なるほどな!と思うと共にそんな物騒な都市でオリンピックは如何なものかと、殺人事件が日常茶飯事のリオなら尚更だと思っていたのだが・・・
2009年9月25日(金)
再びスペイン新幹線AVEに乗ってマラガからマドリード・アトーチャ駅に。我が家の愛娘たちも乗車拒否されずに、最高速度300km/hの快適な旅を楽しんだのだ。。
マドリードの北西95キロにあるセゴビア。世界遺産のローマ水道橋は紀元前1〜2世紀に古代ローマ人によって建設され、20世紀半ばまで使用されていたというから驚きだ。
セゴビアの名物といえば生後2、3ヶ月の子豚の丸焼きだ。ちょっと可哀想な気がするが表面はパリッとした食感がたまらなくよく、肉もとてもジューシーでうまい。スペインでは、「セゴビアに行くということは、子豚の丸焼きを食べに行く」ということらしい。
2009年9月24日(木)
今回の旅行も我が家のチビたちは同行した。アンダルシアの山間部に位置するロンダの闘牛場にやって来た。1785年完成の闘牛場で今では年に一度のお祭りの時のみ使用される。
ロンダから地中海沿いに下り、ミハス山麓に広がる白い村がミハスの町だ.
日本人が押し花をキーホルダーにした土産物屋を開き成功したと聞き、訪れたが興ざめした。昔は素朴な村でのどかな名物ロバタクシーで観光といった風情を楽しめたそうだが、料金が都会並みに値上げされ利用する人も少なく、ロバさん寂しく繋がれていた。
2009年9月23日(水)



かつての繁栄うを物語るイスラムの古都コルドバ。キリスト教会からイスラム教のモスクへそして再びキリスト教の聖堂へと歴史を辿ってきた世界遺産のメスキータだ。ポインターで表れるのは850本もの馬蹄型の円柱が立つ「円柱の森」。




「カルメン」や「セビーリャの理髪師」の舞台になったセビーリャ。世界遺産であるカテドラルにはコロンブスの墓とその像が全体を見渡すように立っている。高さ98mのヒラルダの塔に登ると市街が一望でき、エレベーターなしだがスロープで上れるのでそれほど苦ではなかった。昔の王様の指示で馬で上れるように設計されている。下のピンはカテドラルのヒラルダの塔とそのその先端にある像。


アンダルシアの風土とジプシーたちの歴史が育んだフラメンコ。長く迫害された歴史を持ち、その背景から自分たちの心情を歌や踊りで表現し民族舞踊へ発展させた。その熱い魂の芸術を楽しまずしてスペインの夜は語れない。
2009年9月22日(火)
およそ800年続いたイスラム教徒によるイベリア支配の最終地となった町グラナダの小高い丘に立つのがアルハンブラ宮殿だ。左の写真はアラヤネスの中庭で、ポインターをおくと宮殿最大の部屋・121uの大使の間が見れる。有名なライオンの中庭はライオンが修復中だった。
2009年9月21日(月)
マドリードから南に70kmに中世の街がそのまま残る世界遺産の都市トレドがある。17年前のトレドもことしのトレドもまったく同じだ。

左:さらに南下しラ・マンチャへ。街の土産物屋に描かれたセルバンテス作のドン・キホーテの主人公ドン・キホーテと従者のサンチョ・パンサである。

右:丘の上に風車が立ち並ぶコンスエグラ
2009年9月20日(日)
スペインが誇る新幹線AVE “Alta Velocidad Espanola(スペインの鳥の意)”でバルセロナからマドリードに向かう。粋なセニョールのお陰で運転席に乗せてもらいシャッターまで押してくれた。お礼に2016東京五輪招致ピンをプレゼントしようとしたがここはスペインだということを思い出し“Gracias、Gracias!”だけにした。AVEはバルセロナーマドリード間630kmを最高速度300km/hを超えるスピードで運行し約3時間で結ぶ。いずれ最高速度350km/hを実現し2時間30分で結ぶ予定のようだ。
2009年9月19日(土)
1日遅れで到着したバルセロナは雨だったが、旅行期間中雨はこの日の午前中だけであとは全て快晴という、さすが館長晴れ男だった。バルセロナはどこもガウディだらけだ。世界遺産としてサグラダ・ファミリアの他にカサ・ミラ(左)、カサ・バトリョ(左下)それにグエル公園などがアントニ・ガウディの作品群として登録されている。
留守中でもビッグコミック・オリジナルは忘れずに発売されていたのだ。帰国後の楽しみの一つであった。Iちゃん、ちゃんと買い置きしてくれてありがとう。
2009年9月18日(金)
パリからバルセロナへの便・最前列に座った館長は、CP(チーフパーサー)の胸に着けた小さなスカイチーム・ピンを見つけ、ダメもとで当然のごとくおねだりしたのだ。優しそうなムッシュは鞄をゴソゴソとかき分け、新品のピン(左)を取り出してプレゼントしてくれたのだ。お礼に館長からは東京五輪招致ピンをプレゼントし、招致協力をお願いしてきた。ちなみに右の大きなピンは以前グアム便でCAと機内トレードして入手したものだ。
2009年9月17日(木)〜18日(金)
午前10時30分発のAF279便が機体トラブルで出発の見通しが立たないという。パリからの到着便がバードストライクでエンジンが故障したらしい。この便でパリ経由バルセロナに行きスペインを周遊の予定なのだ。シルバーウィークにかかるため、どの便もほぼ満席のなか30人が他社便に振替えられたが200人以上の乗客は成田に一泊し翌日夕方に出発予定だという。日頃から行いのよい館長一行はAFの最終277便に振替えられ成田のホテルで休息後に11時間のロスでなんとか出発することができた。パリ到着は午前4時過ぎ、そこから3時間待ちでバルセロナ便に乗り換えるのだ。今回の旅はこんなトラブルから始まったが、トラブルはこれで終わった訳ではなかった。
2009年9月17日(木)

初回限定生産で全国どこのCDショップでも完売し、ネット上ではプレミアム価格で取引されているビートルズMONO BOXとお伝えした。館長もしっかり2セット購入しているが、おかしなことが起きている。初回限定生産といいながら発売元のEMIミュージック・ジャパンのネットショップでは「10月上旬お届け」としていまだに販売しているのである。さらに銀座の山野楽器渋谷のタワーレコードでも予約を受け付けているというではないか。初回限定生産と謳いながら増産するとなると詐欺行為である。増産が事実ならCD不況の中久々に高額かつ超人気商品の出現にメーカーは血迷ってしまったのだろうか。それではAdios!

2009年9月16日(水)
総選挙で大勝し念願の政権交代の日がやって来た。本日開催の衆参院本会議で首相指名選挙が行われ、民主党の鳩山由紀夫代表が過半数を超える票を得て第93代、60人目の首相に就任した。10月2日コペンハーゲンでのIOC総会に色気を示している元五輪選手の麻生前総理ではなく、世界的にも人気のファーストレディの幸さんと一緒に総理に出席していただきたいものだ。東京招致の最高の切り札になるだろうから・・・。
2009年9月15日(火)

ライカのレンジファインダー型デジタルカメラM9が発表された。定価はなんと777,000円。日進月歩のデジタル時代に、新製品でも1年後には新型あるいは改良型モデルが発表されるデジタルカメラ業界にこの値段を投資できる方は盲目的なライカファンか、とても酔狂な御仁だろうか。当然のことながら館長にはM9を購入できる度胸も財力も持ち合わせていない。
2009年9月14日(月)
昨年12月開催されたFIFAクラブ・ワールド・カップ2008のピンが9ヶ月遅れてやってきた。この大会、ヨーロッパ王者のマンチェスター・ユナイテッドがルーニーの決勝点で南米王者リガ・デ・キトを破り優勝したのは記憶に新しいことだ。またガンバ大阪も3位と大健闘した大会であった。1981年トヨタカップの時代からクラブ世界一を決めるこの大会は常に日本が会場であったが、ことし2009年と2010年はアラブ首長国連邦で開催され、そして2011年、2012年は再び日本開催が決まっている。
           FIFAクラブ・ワールド・カップ2008
           FIFAクラブ・ワールド・カップ2007
2009年9月13日(日)
旅の友が届いた。その名はOLYMPUSEP-1だ。機動性を求めるために、シグマDP1を泣く泣く手放してのGETだ。小型軽量のうえ、なによりスタイル・デザインがいいではないか!ということで、シルバーではなくホワイト・ヴァージョンを選択したが我ながらいいチョイスだと思っている。また眠っている昔のオリンパスOMレンズやライカLマウントのレンズも使えるということで、楽しさも一入である。
2009年9月12日(土)
世界最大の航空会社DELTAと日本のナショナルフラッグのJALが合併するかもしれないとのニュースが入ってきた。経営再建中のJALがDELTAに資本・業務提携を求め交渉に入ったというものだ。先行きはまだ不透明だがもし実現すればノースウエスト(デルタと合併)のマイラーの館長にとっては大変便利になることは間違いない。一昨年JALがアライアンスをワンワールドに決めた時、スカイチームにすれば再建の道は開かれると思ったが今回の交渉が成功すれば、まさに予見が実現することになる。

2009年9月11日(金)
連日のビートルズのデジタルリマスター盤の話題で恐縮だが、実は大変な騒ぎになっているようだ。CDショップの店頭ばかりでなく、アマゾンや楽天などのネットショップでもステレオBOXセットが売り切れ状態でアマゾンでは次回入荷が10/25だそうだ。MONO BOX SETにいたっては、初回限定生産ということで、どこにも在庫はなく、既にプレミアム価格で定価39,900円のところ5万〜88,000円の値がついている。ファンなら当然予約で購入されたことだろうが、シールドされたBOXのビニールを取るのはかなりの勇気が必要とされるだろう。となるとやはりマニアは複数個持つということになる。
2009年9月10日(木)
ビートルズのデジタルリマスター盤発売を記念して『日本がもっとも愛したアルバムと楽曲を選ぼう!国民投票』が行われた。その結果アルバム1位は「アビーロード」、曲は「レット・イット・ビー」だった。館長の好きな「リボルバー」は6位、「TAXMAN」は72位(213曲中)だ。
左のCDは本日入手したデジタル・リマスター盤の貴重なサンプラーである。リマスター盤全14組16枚の中から玄人好みの32曲が2枚のCDに収録されている。残念ながらこの中には「TAXMAN」は収録されていない。
2009年9月9日(水)
ビートルズ商法の凄さは、解散して40年近くなるのに新たな商品が次々出てくるところにある。本日デジタルリマスター盤が世界一斉発売された。音源的には新たなものはなにもないが、リマスターされ音が格段に向上したしたことと、ビデオクリップが付いている事で、やはり乗せられて購入してしまったのである。
リマスター盤に加えて今回限定発売でMono Box Setも発売された。価値的にはこちらのほうが遥かに重要なアイテムである。しかも紙ジャケ仕様でマニア心をくすぐるにくい演出である。
2009年9月8日(火)
歌舞伎シリーズ第6弾は 『車引』 。平安時代の政治家菅原道真が藤原氏の陰謀によって左遷させられた事件などに取材した「時代物」の「義太夫狂言」である『菅原伝授手習鑑』の一幕。『車引』は三つ子の兄弟である梅王丸・桜丸・松王丸が敵味方に分かれて争う場面。江戸時代以来、何度も上演を重ね、『仮名手本忠臣蔵』・『義経千本桜』と並び、「義太夫狂言」の3大名作の一つとされている。
これにて歌舞伎シリーズはおしまい。このピンは先日歌舞伎座にて観劇を楽しんできた同居人がお土産に買ってきてくれたものだ。
2009年9月7日(月)
歌舞伎シリーズ第5弾は 『鷺娘』 。長唄の舞踊で、一人が何役も踊り分ける「変化舞踊(へんげぶよう)」の一部として初演されたが現在では独立した作品として演じられている。娘姿の鷺の化身が、雪の降り積もる中で恋にまつわるさまざまな感情を踊るという設定で、「幕切(まくぎれ)」近くは地獄の責め苦を表現した壮絶な場面となる。明治時代に9代目市川団十郎が復活させて以降、たびたび上演されるようになり現在では女方舞踊の代表作の一つとなっている。
2009年9月6日(日)
歌舞伎シリーズ第4弾は 『藤娘』 。大津絵の「かつぎ娘」に題をとった長唄、日本舞踊の演目。六代目尾上菊五郎が藤の精が娘姿で踊るという内容に変えて舞台演出を一新して以来、そのスタイルが一般的になり現在では人気の歌舞伎舞踊のひとつとなっている。筋は、藤の絡んだ松の大木の前に藤の枝を手にした藤の精が、意のままにならない男心を切々と嘆きつつ踊る。やがて酒に酔い興にのって踊るうちに遠寺の鐘が鳴り夕暮れを告げると、娘も夕暮れとともに姿を消す、というもの。
2009年9月5日(土)
本日ビッグコミック・オリジナルの発売日。
2009年9月4日(金)
TAXMAN家のJudyTiffanyにと、長野のMisterWakuwaku氏からこんな素敵なピンが送られてきた。アルテュス・ベルトラン社製の精巧な作りで、動物をモチーフにしたシリーズの時計とピンとセットで展開されている(といってもかなり昔の話であるが)。貴重なピンの寄贈に感謝、感謝である。
2009年9月3日(木)
歌舞伎シリーズ第4弾は 『伊達くらべ』 。「伊達くらべ」とは「衣装くらべ」のこと。江戸時代の花見の時期、上野へ社参する将軍綱吉一行の長い行列が、江戸のとある小路にさしかかった際、高価な伽羅(きゃら)の香の強い匂いが漂ってきた。この強い匂いは何事かと香りの元をたどると、並んだ町屋の一軒から出てくる。そこには、金の屏風を立て美しく着飾らせた8人の腰元を従えた石川六兵衛の妻。きらびやかな着物を着て金屏風の前に座り、侍女に伽羅を焚かせて、その煙を金の扇子で綱吉の駕籠に浴びせかけていたのだ。この町人の豪奢ぶりは綱吉の怒りに触れ、石川六兵衛夫妻は家財を没収され、江戸を追放されて遠島の憂き目に遭ったという。
2009年9月2日(水)
昨夜遅く、当館の来訪者が開館以来
50,000人を記録しました。記念すべき来訪者は、愛知のジョージさん。ジョージさんには下記の特製ピンをお送りいたします。   
2009年9月1日(火)
きょうはTiffanyのお誕生日。元気でいれば12歳を迎えたことになる。きょうはお空のお友達も大勢お祝いに駆けつけて賑やかなパーティーとなったようだ。もちろん母親のJudyも優しく見守ってくれていた。