2012年1月31日(火) 
 開館7周年記念エッセイ⑤  MY BEST PINS                     Okeiさん(長野県) 

 私の「BEST PINS」はこのピンです。このピンは長野オリンピックの
「TEAM Coke」のピンですが、VIPだけに配られたとてもレアなピンです。

            

 私がピンのコレクションを始めた頃、まだ「マニア仲間」に入れず寂しく一人で行動していました。当然のことながらピンを集めたいけれど何を集めたらいいのか皆目分からない状態でした。そんな時一冊の本を手に入れました。それが「Pindemonium」です。この本に「TOP 98 PINS」が載っていましたので、これをバイブルにして片っ端から集めることにしました。

 「TEAM Coke」は人気でいうと15番目。ちなみに一番人気は「テレビ朝日のドラえもん」でした。「TOP 98 PINS」は始めて1,2年で殆ど集めることが出来ましたが、この「TEAM Coke」ピンだけはどうしても手に入りませんでした。結局手に入ったのはオリンピックから7,8年経過してからで相当な金額を使ってしまいました。一つのピンに使った金額としては一番の高額でした。「最後の1ピンだから、まあいいか!」と頑張っちゃいました。
 ピンがレアなこと、高額なこともさることながら、とても綺麗なピンで、私にとってピンコレの原点である長野オリンピックの最も思い出に残る「BEST PINS」です。


Pindemonium
2012年1月30日(月)
 開館7周年記念エッセイ④  私のピン史と自慢のピン                ryu-1-sanさん(東京都)
 

私のピンコレは大きく4つのステージに進化していっています。
そもそも私がピンバッジを集めるきっかけは、1979年、当時サッカー部に所属していたことから、XEROX FIFA World Youth Soccerを見に行ったことだったと記憶しています。その際にバッジというか、徽章を買ったのが最初でした。それは小さいながらも本七宝でできていて、とても高級感があったものです。それから、なんとなくバッジを集め始めるようになり、旅行に行ったときに買ったり、ハードロックカフェ、MONOショップに行って集めたりしていました。それでも自分で集めるのは限界があり、せいぜい100個くらいしか集まっていませんでした。実際に配布をもらったり、購入したりする、これが私のピンコレクションの第1ステージです。

 

2ステージがピントレーディングとの出会いです。誰もがはまったあの長野オリンピック!ニュースなどでピントレなるものの存在を知り、長野オリンピック観戦(スピードスケート、フリースタイルスキーエアリアル、アイスホッケー)のときにいくつかのピンバッジを持っていきました。そこで外国の方と片言の英語でピントレをしたのが始まりです。その後、ピンずる祭りに参加した事でいわゆるピン友もできました。これがピンコレを一気に広げたきっかけです。

 

そして、ちょうどその時位からでしょうか?Yahooオークションが流行り始めました。見たこともないピンがネット上にたくさんある!こんな手法もあることを知り一気にはまった、これが第3ステージです。

 

そして第4ステージはebayです。ネットも日本だけでなくグローバルへと広がり、
それにつれてピンも日本で販売、配布されたものから海外で販売、配布されているものを集めるようになりました。
集める手法はどんどん進化、そして、ピンバッジがリリースされるイベントも日韓ワールドカップサッカー、愛・地球博など増えてきたことでピンバッジ愛好家人口も増え、情報交換、ネットにおける出品数も増加、私のコレクションはいつの間にか10,000を超えました。

 

その中には多数の思い出に残るピンがありますが、今回は中でも一番のお気に入りピンを紹介いたします。"Louis Vuitton"のピン Yahooオークションで落としたのですが写真を見た瞬間「何としてでも落札する!」と決めておりました。実際ヴィトンオタクと競ってしまい本物の財布くらいなら軽く買える位まで競りあがってしまったのを記憶しております。実物が届いて改めて見てみると、立体的な作り、肩紐の部分は丁寧にペイントされており裏は勿論タイタック仕様、素晴らしいクオリティに感動しました。私の1万個を超えるコレクションにも、これほどのクオリティのピンは他にありません。また、このピンを、現物でもネットでも他の場で一度も見たことがありません。後悔しない買い物だったと思っております。

いつかまた、これを越えるお気に入りのピンに出会えたら・・・
そんな思いで今日もPCのモニターをスクロールしています。


 
 
開館7周年記念エッセイの紹介も前半の4人を終えました。4人の方々のピンに対する熱い思いがしっかりと伝わってきますね。ピンズ収集の極意というものはありませんが、好きなピンを自分の許容できる範囲内で無理せず、背伸びせずが長くコレクションを続けることができる秘訣なのでしょうか。4人の方々は自分のしっかりとしたポリシーを持ち、また得意な分野(ジャンル)があり、それぞれの分野では国内有数の権威であります。
 それでは後半の作品も引き続きお楽しみください。尚、作品の掲載順は館長の思い付きによるもので、作品の席次ではありません。
 右のピンはエッセイの優秀作品を投稿された方へのプレゼントのスペシャル・ピン。これまで紹介した写真はピンボケで色もはっきりしないとの声があったので、今日改めて紹介します。ゴールドのベースで、文字盤とベルトはブラウン色。余分は一切ないのでおねだりされても今回はダメ。自画自賛ではありますがかなりのいい出来に仕上がり、完成度も高いと思っています

 
2012年1月29日(日)
 開館7周年記念エッセイ③  私の自慢のピンバッジ                ねこぴんさん(東京都)


 小さい頃から収集癖があり、いろいろな物を集めました。いわゆる“バッジ”を集めるようになったのは、確かユースホステルの会員となり、友人と旅行するようになった高校生の頃だったと思います。旅行やイベントのお土産、参加記念品として同じ物を記念に残したい・・・。そこで目に留まったのが“バッジ”でした。ですからバッジコレクターとしてのキャリアは長い方だと思います。しかしお土産品とは異なる世界的イベントで企業がリリースするピンズ、またはレア物と呼ばれるピンズとの出会いはつい最近になってからなのです。

 長野五輪、2002年日韓W杯、そして愛地球博、いずれのピン争奪戦?も経験していない出遅れた感のある私にとって、自慢のできるピンは何だろう。そう考えると、やはりこれしかありません。
 私のハンドルネームの起源にもなっているご当地キティーピンです。初めて出会ったのは、大分のカボスキティー。2000年頃だったと思います。その後、名物やゆかりの人物をモチーフにしたピンバッジが全国にあることを知り、現地でなければ手に入らないという難易度にも魅かれ、完全にコレクター魂に火が付いてしまいました。デザイン性、良質度、希少性は、どれも極めて低いのですが、数の多さは集める者にとっては大変な魅力でした。またデザインは、名勝や名物とキティーのコラボが基本形ですが、着ぐるみバージョンンも多く、それがなかなか良いのです。

 全国のお土産屋さんに電話やメールをしたり、オークションで落札したり、キティーファンが集うサイトに頻繁にアクセスしたり。集まるピンをコルクボードに刺してはひとりでじっくり眺める日々。それは、それは楽しくて快感でした。(中年オヤジが、気持ち悪いですね・・・)
 全国のキティーファンの方の協力を経て、およそ600種ほぼコンプリートしています。そういえば協力者はすべて女性でした。思うに、恥ずかしくもご当地キティ―ピン所持、男性部門の日本一かもしれません。


 
2012年1月28日(土) 
 開館7周年記念エッセイ②  ピンズと『自分史』                   ピンズ広場さん(長野県) 
 
 ピンズとの出会いはある意味『自分史』でもあります。 
 今から23年前の平成元年、アメリカ西海岸・ハワイへ新婚旅行に行った時、初めてピンズを購入したのが「ピンズの自分史」の始まりです。旅行での立ち寄り先で、何かを土産にと思いショップをのぞいて目に留まったのがデザイン豊富で色鮮やかなピンズでした。価格が数百円と手頃だったこと、ピンズを見て一目でどこのものかわかること、何より小さいので嵩張らないことが決め手でした。「買ったピンズはTシャツに飾ればいいね」ということで、行く先々で二つ三つと買い求め(フィッシャーマンズワーフ、ゴールデンゲートブリッジ。ハリウッド、チャイニーズシアター、アナハイムのディズニーランド、ハワイ等々)、日本に帰る頃には数十個になりました。ただし留め具がバタフライクラッチはその頃は馴染みがなく、安全ピン型が多かったかな。
 そして決定的に自分の運命を変えたのは、やはり1998年の長野オリンピックです。長野のような地方都市で、オリンピックという国際的なビッグイベントが開催されること自体奇跡でもあり、その現場に立ち会うことができたことが大きかったと思います。ピンズを本格的に集めだしたのはオリンピック開催中からと遅い方でしたが、ピンズを手に入れる方法として、購入以外に交換トレードという方法を知ったのもこの頃。長野市内の街のあちこちでピントレが行われていたのはとても新鮮でした。
 その後は、2002年日韓サッカーワールドカップ、2005年愛知万博と相次いで国際的なイベントが開催され、多くのピンズに出会う機会に恵まれました。そして、もうひとつ忘れてならないのが、東京ピントレ・愛知万博ピンバッジ交換会でおなじみの数多くのピン友との出会いです。ピンズは私にとってのプライベートな部分の『自分史』なのです。



ピンズ広場さんの
オリジナル・ピンズ
2012年1月27日(金)

MUSEUM開館7周年記念として募集いたしましたエッセイには多数の方にご応募いただきありがとうございました。ご応募いただいた方の中から当館7周年記念委員会が、独自の視点で選考した作品を本日から発表させていただきます。ご応募いただいた方全員には、7周年記念ピンを無抽選で贈呈させていただきます。尚、『7周年記念BOOK』は多くの方々から大きな期待を頂いておりますが、プレッシャーに押しつぶされそうな気持ちになりながら現在製作を進めています。体裁は72ページ文庫本サイズの予定、詳細につきましては後日この場で発表いたします。
それでは第1作目は、大阪府のルート58さんの「私のBEST PINS」です。

 開館7周年記念エッセイ①  私のBEST PINS                       ルート58さん(大阪府)

 ピンを集めだしてから、かれこれ20年くらいになります。キャリアが長い分想い出あるピンは沢山ありますが、今回は私がここ最近出会った、皆さんが持っていなさそうな、存在すら知られていなさそうな稀少なピンを紹介します。

     「2010 APEC JAPAN 京都 POLICE 」ピン。

 2010年11月横浜でのAPEC(Asia Pacific Economic Cooperationアジア太平洋経済協力)首脳会議の前に、APEC財務大臣会合が京都で開催され、それを記念して警察関係者の一部に配られたものだそうです。
 この年、私は待望の2人目の出産をし、探しに探した待望のマイホームにも引越し、2010年と書いてあるだけでも、私たち家族にはなんとも記念になるピンだと思いました。
 
 そんな私の人生の大きな節目に出会ったピン、これが「私のBEST PINS」です。

2012年1月23日(月) 
フロリダ州デイトナビーチで開催されるロレックス・デイトナレース24は今年で50周年の記念大会を迎える。しかし記念すべきピンはいつものパターンのデザインにちょっと色を変えただけのつまらないピン。メモリアル・イヤーならデイトナの名のついたクロノグラフのピンをつくって欲しかったのに・・・。
2012年1月21日(土) 

TAXMAN'S MUSEUM7周年記念ピンとエッセイ募集には多数のご応募をいただきありがとうございました。
エッセイにつきましてはこれからじっくり選考をいたしまして、このDIARYにて近々発表させて頂きます。記念ピンは2月の長野でお渡しする予定で、参加されない方はその後発送となります。右が7周年記念ピン、左がスペシャルバージョン。エッセイを投稿していただいた方は記念ピンは全員当選となり、また見事選考された方は両方ともプレゼントさせていただきます。

2012年1月20日(金) 
本日ビッグコミック・オリジナルの発売日。明日公開される映画『ALWAYS三丁目の夕日’64』はオリジナルの連載マンガが原作あることはご存じだろうか?今号は映画公開を記念して巻頭カラーで892回目の連載だ。この映画、今回で3作目、1作目では3個のピンズセットがリリースされたが今回はどうなんだろうか?そういえば最近映画館に足を運んでいないことに気が付いた。
2012年1月18日(水) 
2012ピンバッジコレクション長野まであと25日。地上最大のピンバッジ情報によると、今年のピンズデザインが決まったようだ。心憎いトリプル・メッセージのピンだ。さて当館の7周年記念ピンの締切まであと2日。これまで応募者は全員クイズに正解しているが、いつも応募される方で今回まだの方がいらっしゃる、まさかクイズの答えが分からないわけではないだろうが・・・。また記念エッセイの締切も同じく20日(金)、駈込み応募歓迎です。記念ピン・エッセイ共に締め切らせていただきました。(1/20)
2012年1月15日(日) 
昨日、いまや「もんじゃの街」と並んで「東京でのピンズ文化のメッカ」と呼ばれるほど名の知れるところとなった月島で、日本のピンズ界をリードする6人の精鋭が集まった。「日本のピンズの今後を占う」をテーマに大討論会が開催され、飽きもせずに6時間の熱い激論が交わされた。同日同じく「日本のピンズのメッカ」と呼ばれている長野でも同じような会が開かれたと聞いているが、その報告はまだない。
2012年1月11日(水) 
  昨年暮れに『最新の第13回Linimoピンの2個をトレードしてください』とお願いしたら、愛知のその名もリニモウォークさんから『MUSEUMに寄贈いたします。』と、送られてきました。これで昨年秋のリニモウォーキング・ピン5種が揃い、ようやくぐっすり眠ることができると喜んでいます。しかも当館には欠番だった第7回のリニモウォーキングのフルセットも合わせて寄贈していただきました。
リニモウォークさん感謝!感謝!です。おかげさまでリニモ・ウォーキング・ピンも大変充実してきました。
 
2012年1月8日(日) 
  本日18時40分ごろ、当館の来館者が
90,000人を迎えました。記念すべき来館者は長野のピンズ広場さんでした。
ピンズ広場さんには記念として当館の特製オリジナルピンをお送りいたします。
2012年1月5日(木) 
今回で90回の記念すべき大会となった新年恒例の全国高校サッカー選手権大会。今日の準々決勝で市立船橋(千葉)、大分(大分)、尚志(福島)それに四日市中央工(三重)の4校が勝ち準決勝に駒を進めた。明日は休養日で7日国立競技場で準決勝、決勝は9日国立競技場だ。右のピンは会場限定のピン、裏面には第90回高校サッカー選手権大会と書かれている。
本日ビッグコミック・オリジナルの発売日。久々巻頭カラーを飾る『風の大地』、2日目を終了し明日の戦いの前のひとときを日本から取材に来た麗子らと寛ぐ沖田であった。そこに現れたのが不気味なチャールズ・バリー、「マイケルと同じ匂い、賭けの雰囲気を感じた」沖田には、決勝ラウンドで波乱が巻き起こりそうだ。  
2012年1月4日(水)

TAXMAN'S MUSEUMは来月で開館7周年を迎えます。開館7周年記念として、これまでのピンから右のデザインを採用し現在製作中です。このピンを当館の来館者にプレゼントいたします。ご希望の方は次のクイズにお答えください。
さて問題です。この時計のデザインは『どこの会社の何というモデルの時計』を参考にしたのでしょうか?答えがお解りの方は、①解答と②〒住所・③お名前・④ハンドルネームそれに⑤当館への感想(任意)をお書きの上こちらまで。①~④までは常連の方でも必ずお書きください。欠けていた場合は正解扱いとなりません。またピンの数には限りがありますので正解者多数の場合は抽選とさせていただきます。応募締切は1月20日(金)、ピンの発送は2月11日以降となります。ご応募お待ちしております。応募は締切らせていただきました。(1/20)

 
また7周年を記念して昨年以来持越しとなっていたTAXMAN'S MUSEUM BOOKの製作プロジェクトチームを発足させました。このBOOKに館長のピン友として皆様のご協力を頂きたくお願いいたします。ご協力内容は「私の自慢のピンズ」「私の思い出のピンズ」「私のBEST PINS」などピンズに関することなら何でもOKのエッセイとその画像(J-peg)をお願いしたいのです。字数はできれば800字以内でお願いいたします。応募いただいた中から館長が独断と偏見で選ばせていただき、その作品は記念BOOKに掲載させていただくと共に、当館で紹介させていただく予定です。もちろんBOOKとHP掲載にご同意いただけることが応募の条件で、お名前は出しませんがハンドルネームはご紹介させていただきます。そして副賞として7周年記念ピンのスペシャル・ヴァージョンをプレゼントさせていただきます。応募締切は1月20日(金)とさせていただきます。ご応募はこちらまで。皆様のご応募お待ちしております。応募は締め切らせていただきました。(1/20)

2012年1月1日(日)
あけまして

おめでとう

ございます
 


当館、開館以来7度目の新年を迎えます。こんなご時世の中これまで続けてこれたのも皆様のおかけと感謝いたします。本年もよろしくお願いいたします。